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修養会「地球環境保護と私たちのゴミ問題」

学校行事・宗教行事

11月4日、修養会が行われました。

今年の講師は、上智大学神学部准教授の吉川まみ先生です。
環境学がご専門で、教皇フランシスコの回勅『ラウダ―ト・シ』の翻訳をされた先生です。「地球環境保護と私たちのゴミ問題」というテーマで、9時から15時まで一日がかりで環境について考えました。

吉川先生は、たくさんの動画や資料を示しながら、たびたびよく耳にする「環境の危機」という言葉が、私たちに身近な生活とどのように結びついているのか、どのようにすれば地球の環境を守ることができるのか、分かりやすく講義してくださいました。

例えば、カップラーメンのおつゆ200ミリリットルを流しに捨てるとすると、コイやフナが住める川にするためには、水660リットルなんと浴槽3.3杯分の水で薄めなくてはならないのだそうです。

普段からしている何気ない行動が、生態系に悪い影響を与えているということを学びました。その一方で、少し気遣うだけで環境を守ることができます。そんな講義を聴きながら、生徒たちはそれぞれクラスごとに決心をしました。その一部をご紹介します。

 

「感謝し、責任感を持ち続ける」

「必要な量・物を買い、無駄に買わない」

「水道を出しっぱなしにしない」

「買い物の時には布バックを持っていく」

「ご飯を残さない」

「物を再利用して使う」

「自分に必要なもので生活する」

「与えられたものを残さず食べる」(←修道者みたい)

「ごみの分別をこころがける」

 

神様がつくられたすべてのものを管理する責任が私たち人間にはあります。

小さなことからコツコツとがんばりましょう!