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教育方針

一人ひとりの未来をはぐくみます

現代の社会は、聖ドミニコが生きた13世紀の時代ととてもよく似ています。社会的な制度が変化し、価値観と価値観がぶつかり合い、己と異なる価値観を持つ者を力で排除する時代。同時にそれは、「本当に大切なものは何か」が問われた時代でもありました。周囲の人々が十字軍に参加する中、聖ドミニコは戦争には参加せずに、対話する姿勢を貫きました。相手の声に耳を傾けつつ、違う立場のどんな人からも学ぶ姿勢は、私たちを取り巻く様々な問題に対するひとつの答えでもあります。聖ドミニコのこうした生き方は、本学院に脈々と受け継がれ、現在に至っています。

聖ドミニコ学院中学校には、6年後の進路を見通した学習体系や、心身の発達を促す部活動、年間行事をはじめ、内省する習慣を身につける宗教行事があります。それらを通して、変化の激しい現代社会の中で、自分自身を見失うことなく、一人ひとりの自己実現を得られるよう、最善の環境があります。

先生からのメッセージ

仲間たちと元気な学校生活を

学院のモットーである「真理」を中学生向けに読み替えて、私達は中学校の教育目標のキーワードを「知力」「体力」「思いやり」としています。これからの人生をやってゆくに当たって、とても大切な基本の力だと思うのです。
中学校は共学化も完了し、皆元気に毎日を過ごしています。皆さんも、私達の仲間になりませんか。

中学校主任 成毛祥代

6年間学ぶことのメリット~中学校から高等学校へ~

6年後を見据えた学習計画を立てることができます

6年後の自分について考えたことはありますか。高校を卒業するとき、みなさんはどのような進路を目指しているのでしょうか。
聖ドミニコ学院では、中学校3年間で、これからの社会のこと、自分がしたいこと、自分の能力や適性などを見つめ、高校で学ぶべきことを見つけます。中学に入学した時点で、先輩たちの高校卒業後の進路実績を詳しく知ることができるので、自分の進路の実現を目指して、先を見据えた学習計画を立てることが可能です。じっくりと、確実に、短所を補い、長所を伸ばす学習によって、高校卒業後の進路、そしてその後の自分の生き方を見つけることができます。

高1クライシスのない学校生活をおくることができます

高校に入学後、なかなか新しい環境になじむことができず、意欲を失ってしまう高1クライシスという現象があります。その原因として、生活面や学習面の大きな変化へのとまどいがあげられます。聖ドミニコ学院中学校には、同じ環境や同じ教育方針のもとで学ぶことによって、高1クライシスを回避しやすくなるというメリットがあります。その理由は、環境の変化がないことに加え、必要に応じて、同じ敷地内にいる教員同士が生徒の情報共有をスムーズに行い、対応することができるからです。

中学1年~3年
(13~15歳)

聖ドミニコ学院中学校
[定員/各学年30名]

朝自習や終礼後の復習やミニテストを日々行うことにより、基礎学力の向上を図ります。

高校1年~3年
(16~18歳)

聖ドミニコ学院高等学校
[定員/各学年155名]

聖ドミニコ学院高等学校は、3つのコースに分かれて、進路を意識した学習を行っています。3年次では国公立大学・難関私立大学、保育系大学などの現役合格や、希望企業への就職を目指し、演習中心の授業を行います。

  • 特別進学コース
    [定員35名 (男子・女子)]

    特別進学コース

    自分で考え、表現し、行動できる力を鍛え、国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指します。

  • 総合進学コース
    [定員60名 (男子・女子)]

    総合進学コース

    勉強と部活動を両立させながら、4年制大学・短大・看護医療系専門学校などへの現役合格を目指します。

  • 未来探究進学コース
    [定員60名 (男子・女子)]

    未来探究進学コース

    未来の課題解決・創造にかかわる3つの分野から、自分に合った学びを深めることを目指します。